当会の主張が坂口力厚生労働大臣に受け入れられ、坂口大臣は『日本で未承認の抗がん剤を使った混合診療』推進を表明してくれました。
日本で未承認または保険適応外の抗がん剤を使って治療を受けたい場合、10割自己負担の「自由診療」でないと受けられないという現行の保険制度を変更し、その薬剤のみ自己負担とする「混合診療」の認可を当会は要請してきました。
当会の要請に応えて、5/29、衆議院厚生労働委員会で、民主党の仙谷由人議員が「混合診療」について質問し、それに対して坂口大臣は「日本で認められていない薬を購入して(それを使うと)、全ての医療行為が保険の適用にならないのは酷過ぎる。至急、認められるようにしたい」と表明。厚生労働省は、中央社会保険医療協議会で諮った上で、2003年度から実施する方向で調整しています。
当会は、がん患者の医療費の負担を軽減するために、要請を行ってきましたが、またひとつ当会の主張が大臣に受け入れられました。