日々癌と闘っている患者と家族にとって、現在最も深刻な問題は、世界で標準的に使われている抗癌薬および副作用防止薬の多くが、貴厚生労働省から承認されていないか、もしくは保険適応外のために使えないことです。
なお癌に限らず、国際的な標準医学テキストであるCURRENT Medical Diagnosis & Treatment 2001やメルクマニュアル日本語版などに掲載されている各種の疾患に対する選択薬(世界の標準治療薬)が使用できない現状は、明らかにわが国の憲法に保 障されている個人の生存権を侵害するものであります。
今や二人に一人が癌を患うと言われている時代です。貴厚生労働省は、日々残されたわずかな時間の中で、必死に癌と闘っている患者のこうした切実な要求に応え、各選択薬をリストアップした上、一括承認し、医療現場で直ちに使用できる環境を措置されるよう要請致します。
年 月
(取扱団体)
癌と共に生きる会 代表・新山義昭
厚生労働大臣 殿
氏 名 | 住 所 |
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